ノルウェーの漁業文化

ノルウェーの漁業の起原は明らかではありませんが、ノルウェーの漁師はノルウェー沿岸に人が住み着いて以来、ずっと存在してきました。ノルウェー人にとって漁業は、何百年もかけて作り上げてきた匠の技なのです。

海岸線がノルウェー人の性格を形作ってきました。この広大な国の住民の90%の人々が沿岸部に居住しており、漁民にとっては、人生は荒天と出漁したい焦りとの葛藤の連続でした。「海は与え、海は奪う。」とノルウェー人は言います。彼らは、恵みを捕獲するためには、絶えず海と闘う必要がありました。

私たちは遠海魚を求めて1,000年以上も漁をしてきました。そして、私たちはこの魚種についてユニークな知識を集積してきました。それは、相互依存の関係。つまり、海が私たちを養ってくれるから、私たちも海を大切にしなければならない、ということです。自然は私たちに膨大な遠海魚を与えてくれたのですから、この恵みを保全し、分かち合わなければならないと考えています。

Illustration: Hands holding a fish

自然は私たちにもっともよい遠海魚を恵んでくれたのだから、この恵みを保全し、分かち合うのは、私たちの義務だと考えています。

Infographic boat

私たちは1000年以上もの長きにわたって遠海漁をしており、この魚種について、ユニークな知識を膨大に集積してきました。

Infographic three people

国民の90%が沿岸部に居住

独自性の国

fishing village

限りなく美しい景観ではありますが、ノルウェーの寒冷な気候により、農耕には適さない地形が創成され、その結果、集落が点在し、厳しい環境条件がノルウェー人気質を醸成しました。国のいたるところで、大きな町が更に拡大し都市化していますが、田舎の価値観も残されているのです。

ノルウェー人の第一印象は、恥ずかしがり屋、又は控えめと思われがちです。ですが、この一見無関心に見える印象の奥には、道徳、正直、寛容を何よりも尊ぶ温かい心の持つ誠実な人柄が隠されています。屈託のない面は、国中の人々が赤、白、青を纏い、愛する国を祝う5月17日のノルウェー憲法記念日に現れます。 

Infographic five men

520万

ノルウェーの人口は520万人

Infographic: a big and a small man. Text: 1.0 0.8 man-years

ノルウェーの主要水産業務における年1人分の仕事は、ノルウェーのその他の商業セクターに年0.8人分の仕事を創出します。

Infographic showing money bag with the number 3.5

ノルウェー水産業で創出される1ノルウェー・クローネは、他のセクターで3.5ノルウェー・クローネを創出します。

社会的影響を測る

ノルウェーで試行している持続可能なシーフード産業の業績は収益だけでなく、人々並びに地球への貢献度で見ることも重要です。漁業と養殖業における成長は、より広い社会での労働と収入の拡大につながることを研究が示唆しています。

Graph showing the social impact of the Norwegian seafood industry

出典: Sintef. http.://www.sintef.no/en/

広範囲の経済への恩恵

Fisherman in a boat

雇用レベルと国民総生産(GNP)の双方ともノルウェーのシーフード産業が反映されています。ノルウェー産業科学技術研究所(SINTEF)によれば、シーフード産業は2009年に約42,000労働年の仕事を創出し、そのうち18,000は乗数効果によるものでした。

出典: NSC マーケットレポート、2013

1,110億ノルウェークローネ(NOK)の生産額のうち、410億NOKが、運輸、住宅、健康産業など支援的業種によって創出されました。

産業の保護

ノルウェーは世界の極北にある小国ではありますが、とても誇り高い国です。人々の熱意が、ノルウェーを海洋産業で世界最高位の一つに押し上げたのです。石油とガス、海運、漁業は、今日のノルウェーの礎になっています。すべては海の豊かさとノルウェー人の起業家精神の賜物です。

ノルウェーにとって、水産業は死活問題です。漁業は人と自然と調和を保ちながら運営されています。ノルウェーの漁業は新技術を開発することと同義です。ノルウェーの漁業は未来を見つめることなのです。